
浜ちりめん創製記念碑
(長浜八幡神社境内) |
伝統の「浜ちりめん」
北近江(湖北地方)における絹織物の歴史は大変古く、記録によると、すでに和銅(わどう)年間(708〜)に「綾錦(あやにしき)」という絹生地(きぬきじ)が織られていました。
その後、「あしぎぬ」「浜ぎぬ」として織り継がれてきました。
江戸時代になり、宝暦(ほうれき)2年(1752)に、中村林助、乾(いぬい)庄九郎の二人の献身(けんしん)的な努力によって、「浜ちりめん」が創り出されました。
それ以後、彦根藩の手厚(てあつ)い保護を受けて繁栄(はんえい)し、現在でも長浜の伝統産業(でんとうさんぎょう)として受け継がれ、発展を続けています。 |