2年生 国語科 「方言を調べよう」
4.学習活動の実際

授業実施期間
平成12年7月から平成13年2月 18時間

※コンピュータ室使用割り当ての関係などから、取り組み期間としては長いものになりました。また、この学年は、技術科の情報基礎の履修が出来ていなかったので、国語科の指導内容以外の分野(コンピュータ操作、各種ソフトの操作など)も指導する必要があったので、時間数も多くなっています。


学習の展開

1.長浜弁の調査活動(1h)
◯ 夏休みを利用して、地元の高齢者の方に長浜弁を尋ねる。

「方言一覧辞典」調査項目(266語)を学級全員で分担する。

※共通語と同じものもあるので、注意する。
※尋ねた方の出身地に注意する。
※転入生等に配慮する。

2.長浜弁辞典の作成(4h)
(1) コンピュータ室の利用上の注意、および校内チャットや掲示板によるCGIプログラム体験。

(2) CGIプログラム「方言辞典」による入力作業。

画面キャプチャ1画面キャプチャ2

簡易データベーススクリプト」を改造しました。(123CGI:浜ちゃんの浜ちゃん的こころ




(3) CGI「方言辞典」を利用した交流活動

◯ CGI「方言辞典」で、級友が入力した言葉を調べる。

◯ 「これぞ長浜弁だ!」の人気投票を行う。

3.学習課題作成(3h)
(1) 全国各地の方言Webページの閲覧

リンク集による (※古いリンク集なので、現在多くのサイトがリンク切れを起こしています。)



(2) 学習課題づくり

◯ CGI「会議室」を利用して、グループの研究方針や内容をまとめる。

話し合いの目的等をはっきりと持つ。

画面キャプチャ1画面キャプチャ2画面キャプチャ3

WEB POWER - ハイパースレッド」を改造しました。(WEB POWER))




4.学習課題に沿って、調べ学習(6h)
(1) Webページや資料の活用

◯ 記録方法:Just Homeの表計算ソフトを活用、IEの「名前を付けて保存」の活用
  ※デジタルデータによる保存

(2) 「お尋ねメール」の送信

外部へのメールの出し方……メーラなどの操作とネチケット


※メーラとメール送信フォームを活用

サンプルメールの閲覧……実際に指導者(「滋賀 湖北地方の方言」のWebページ)に送られてきたお尋ねメール。
  ※実際のメールを見て、どういった書き方をすれば、相手に協力してもらいやすいかを考える。

◯ 書いたメールの「メールのチェックリスト」による点検。

実際のメール交換



5.課題の整理(4h)
(1) HTML化による整理

テンプレートを活用する。

※「整理のポイント」を見て、内容を整理しまとめる。

◯ グループ内で分担した調査結果の整理(共有・共同活用)

※データのコピー、フォルダの共有、カットアンドペーストなど



(2)生徒相互の閲覧と評価

◯ CGIによる投票(画面サンプルのキャプチャ
  ※「整理のポイント」の達成度を見る。

Web Enquete」を改造しました。(KENT WEB





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Last modified 2001/08/21