徳勝寺(とくしょうじ)

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寺の前(表門がない)
 曹洞宗(そうとうしゅう)の寺。もとは、小谷城下にあり、浅井亮政が小谷築城後、菩提寺(ぼだいじ)としました。

 創建年代は、わかりませんが、通峰の開基と伝え、古くは医王寺と言ったといいます。

 永禄4年(1561)浅井亮政の法号にちなんで徳勝寺と改められました。

 小谷落城後の天正2年(1574)、秀吉が長浜の殿町に移しました。
 以後、寛文11年(1671)、長政100回忌に平方の現在の地に移され、幕府の保護もあって隆んになりましたが、明治以後は衰えました。

 ウグイス張りの本堂は、享保3年(1718)井伊直惟の時に建てられたものです。寺内には、浅井三代の墓など、浅井家ゆかりの遺品が残されています。

本堂前景

浅井三代の墓(左端が長政)

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(最終更新日 : 1998/08/21)
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