幻住庵の記
(芭蕉47歳:元禄3年4月6日〜7月23日)



 「奥の細道」の旅を終えた翌年、元禄3年(1690)4月6日から、7月23日までのおよそ4ヶ月間、芭蕉は、門人の曲水(菅沼外記定常:膳所藩士)の勧めで、かつて曲水の伯父(幻住老人)が暮らしていた庵に住まいしました。

 「幻住庵の記」は、ここでの暮らしの様子や、芭蕉の俳諧の道への思いを述べた文章です。これは、「奥の細道」と同様に、芭蕉が何度も推敲を加え錬りあげた文章で、「奥の細道」と並ぶ傑作とされています。



1.幻住庵の場所やいわれの紹介
2.幻住庵へ来るまでに歩んできた道
3.庵の周りの自然や環境のすばらしさ
4.幻住庵での暮らしぶり
5.芭蕉の人生や俳句への思い



近江と芭蕉へ

Last Update 1998/10/30
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