「わらべ歌」に寄せて
このページでは、お寄せいただいたご感想などを紹介します。
<Special Thanks To>
市川なつ香さん(00/10/12)
ゼミでわらべうたについての発表があるのでいろいろと探していたところ ここに辿り着きました。いろいろと参考にさせて頂き感激しています。
ところで、いきものの歌の ほたるこい に『かねじろさん』(不明)とあるのですが
岩波文庫「わらべうた」によると
かねじろさん…兼次郎で蛍に対しての異名だそうです。
他にも
三重「兼次郎さん(常念坊)」
京都「兼吉(亀吉)つァん」「太郎吉」
等があるようです。
もし、知ってらしたらゴメンナサイ
ただ発表のためにだけ調べていたわらべうたですが、なかなか奥が深くて、同じ歌でも地方による違いなど興味深いことばかりです
中村裕子さん(99/12/23)
はじめまして。
1950年、室町生まれの主婦です。
「わらべ歌」のコーナーの最終更新日が1998/01/31になっていましたのでこちらの方へ書き込むことにいたしました。
お手玉の作り方を検索していて偶然にも故郷のHPを発見し、とってもびっくりすると共に子供の頃のことがあれこれと懐かしく思い出されました。
その思い出の中に「東京のねえさんバレリーナ…」と歌う手まり歌がたしかにあったと思うのですが、どなたか同年輩でご存じの方はいらっしゃらないでしょうか?
前後の歌詞を全く憶えていないのに、なぜかこの一節だけが記憶に残っているのです。
竹内新一さん(99/03/04)
先月メールいたしました竹内です。
「日本の伝承童謡」を入手して読みました。全国の童謡160曲ほどが収録されており、それぞれ簡潔に解説が付してありますが、私の調べていた「一番始めは」の解説に興味深い点がありました。
愛知県岡崎地方のわらべうたとして収録されているこの歌が、越後節という瞽女唄の影響によるとされ、「妹欲しさに御立願かァけて、一に岩船お地蔵さァまよ、二には新潟の白山さァまよ、三に讃岐の金毘羅さァまよ、四には信濃の善光寺さぁまよ、五には〜 」という歌詞が参照されております。
岩船という地名は全国各地にありますが、千葉(旧下野)の岩船では日本三大岩船地蔵として、下野、越後、上総をあげ、長野の岩船では日本三所の岩船地蔵尊として、信濃、越後、下野をあげています。
越後岩船は、もちろん私どもの町を指しているのですが、残念ながら当地では、地蔵様は数多くまつられていますが、肝心の「岩船地蔵」が特定できておりません。
それはさておき、瞽女唄で歌うところの岩船は、他県の岩船よりも当地である可能性が高いと思われます。そうであれば、現在私たちの町に残る「一番始めは」は、「本家がえりだったのだなあ」と、この本によって発見して感心している次第です。
竹内新一さん(99/02/17)
私は新潟県村上市に住む、1960年生まれの自営業者です。
町のお祭り「岩船大祭」に関連して、歴史、神道、音楽、など色々な角度から研究(というほど大袈裟ではないですが)しています。
祭りで唄われる「数え歌」のルーツを調べていて、廣部先生のサイトにたどり着きました。素晴らしいページ、研究内容に感動しております。
「一番はじめは(てまりうた)」として紹介されているのが、おそらくそのルーツだろうと思います。さっそく岩波文庫「日本の伝承童謡」を読んでみます。
ちなみに友人がHPを開設していて
http://www.iwafune.ne.jp/~matajoe/
岩船大祭に関して、私(ペンネーム四方末太郎)のまとめたものを掲載してくれているのですが、その中の「呼び太鼓のうた」が、私どもの祭りで歌われている数え歌です。興味があったらみてください。
日本の祭囃子を調査、採譜した研究者が(それが誰で、どんな内容なのかも忘れてしまって、そちらも調査中なのですが)、膨大な量のお囃子の中から、「三つ挙げれば、秩父、長浜、岩船」を選んだそうです。
これも何かの縁かもしれないと、感慨深いものがあります。
長谷川信彦さん(98/11/30)
はじめまして
検索していたら目に止まりましたので、メールさせていただました。
地方によっては、その地方独自の歌も有りますが、日本全国で歌われたわらべ歌も結構有りますね。
この度、当地(愛知県犬山市)で永年に亘ってわらべ歌を採譜して、自費出版された先生が居られます。
この先生の業績に感謝し、明日(11月1日)保育園から合唱団(6団)高齢者教室の皆さん約200名で収録し音楽CDを作り、次世代に伝えて行こうと思っています。全部で約60曲で取り敢えず曲目と単音で紹介したホームページを作り始めました。テンポは無視、調査中です。
ホームページの作り方も分からないまま発信しましたが、完成するのは何時のことか分かりません。
随時勉強かたがた発表してまいりますので、ご笑覧下さい。
収録したWAVEもプロバイダーの協力を得ることが出来ましたので、公開したいと思います。
現在は、下記ですが変更の予定です。
http://www.gld.mmtr.or.jp/~nhase/warabe/
minamiさん(98/09/24)
こんにちは。僕は九州の学生です。
今回大学での授業の一環として、「とうりゃんせ」の歌に付いて調べることになりました。
以前なにかで、この歌の意味を誰かに聞いて「へー、そんな意味があったのか。」と、感心した記憶はあるのですが、肝心のその内容についてはすっかり忘れてしまい、調べようもなく困っているのです。
もし、そちらで歌の意味、歌にまつわるエピソードなどお知りになる方がいらっしゃったら、ぜひおしえてください。よろしくお願いします。
ゆきこ さん(98/08/20)
15年位まえの北海道道南地区でのうたですが、
「騎士輝く日本の、あいこでアメリカヨーロッパ、パリ、フランス、西ドイツ、どいつもこいつも生意気だ」と歌いながらゴム飛びをしていました。今考えるとスゴイ歌詞だなと思います。
平川 秀徳 さん(98/01/15)
ホームページ拝見しました。
以前、方言関係で何度かみたページでした。
またJUSTNET入賞おめでとうございます。
これのリンクでも拝見していたことを思い出しました。
童歌は、いいですね。MIDIのデータを作成するのも大変ですね。
今後もよろしくお願い致します。
荒堀 賢 さん(98/01/14)
靴隠しの歌を思い出したので、メールしました。
と、ホームページを見れば、草履隠しと下駄隠しがありました。
これは、山科区バージョンです。
うちの母親は左京区なので、おそらく京都ではこういうふうに
歌うと思います。
くーつーかーくしチューネンボー
はしらのしーたのねーずみはー
ぞうりをくわえてチュッチュクチュ
チュッチュクまんじゅうだれがくた
だーれもくわないわしがくた
おもてのかんばんしゃみせんや
うらからまわてさんげんめ
大野 加恵 さん (97/10/29)
参考文献の多さや、協力していただいている方の幅広さ・・すごいです。
童歌の「人寄せ」は高知もいっしょ・・というのが幾つもあり、昔は京都からの流人の地であったことが関係しているのかもしれない・・などと思いながら拝見させていただきました。
荒堀 賢 さん (97/10/27)
昔、「どろじゅん」ってやりましたよ。
私は、京都の山科です。滋賀県では、やらへんのかな?
「一匹二匹合いの子、取って逃げるは泥棒(どろぼ)の子、
それを追いかけるは巡さんの子」
こんな歌で、泥棒と巡さんを決めていました。
大阪の方では、「たんてい」といって、また別の歌があるようです。
門脇明彦 さん (97/10/20)
長浜のわらべ歌、たくさんあるのですね。びっくりしました。
きたみりゅうじ さん (97/10/17)
拝見させていただきましたが、わらべ歌がなつかしく感じました。
石川博也 さん (97/10/16)
私は34歳で、会社の後輩(つまり30前後)に聞いてみましたが、
下駄かくしを知っている率は3割程度でした。
認知度として高いのか低いのか分かりませんが。
これからもちょくちょく拝見させていただきます。
Keiko Sato さん (97/09/30)
とても優しくこころ暖まるページですね。
これからもがんばって下さい。
猪野真理枝 さん (97/09/07)
ホームページ拝見させていただきました。
わらべうたのページはほのぼのしていていいですね。
有里/籾山 朱美 さん (97/09/07)
「ふるさと ながはま」のページですが、私の知っている歌と「わらべうた」のページに出ている歌を比較したりして、とても面白く読みました。
私は東京生まれの横浜育ちなのですが、「坊さんがへをこいた」ではなく「だるまさんがころんだ」で遊びました。
横浜生まれの私の友人などは「乃木さんはえらい人」で遊んだといっていました。
関西(関東の人間にとっては、名古屋以西の地域は全部「関西」)では、「坊さんがへをこいた」が一般的のようですね。
(最終更新日 : 2000/10/12)
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