桑の木




桑の木

桑の葉

 原産地は、中国北部から朝鮮半島。日本へは、奈良時代よりも前に、朝鮮半島からカイコと共に入ってきたと考えられています。
 温帯、暖帯に広く分布しています。日本では、本州、四国、九州に生育しています。
 葉は養蚕に用います。また、幹は、家具や建築装飾材、器具、寄木材などに用いられます。樹皮は和紙の原料となります。
 花は、単性で淡い黄緑色をしており、穂条に咲きます。実は、イチゴのような形をしており、熟すと紫色になり甘い味がします。
 幹は、まっすぐに伸びて何本もに分かれます。やせた土地でも生育し、実性、桜木、取り木、さし木などの様々な方法で増やすことができます。



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(最終更新日 : 1998/11/30)
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