長浜市立北中学校 国語科 3年生 表現「パンフレットを作ろう」




担当者−底Uネップ




 長浜市の市街地中心部にある大通寺は、東本願寺の別院で、「御坊さん」と呼ばれ、長浜市や観光で来られた人々に親しまれてきているお寺です。
 教如上人を深く慕う湖北の人々が毎月十四日に行ってきた、「十四日講」は初め、長浜城内の長浜御堂と呼ばれたところで、行われていました。その御堂が、承応元年(1652)に現在の場所に移されて、大通寺となりました。

私から見た大通寺

 大通寺の駐車場を北に50メ−トルほど行くとO保育園があります。毎年9月か10月頃になるとそのO保育園の運動会が、11月の初め頃には菊の展示会が下図の広場で行われます。
白色や黄色はもちろん、淡いピンク色の菊も展示しています。
 こういった日には、地元の人や観光客で大通寺も表参道もにぎわっています。
上図の「山門」を出たすぐ手前に駄菓子屋さんがあるので、鳩の餌でも買って大通寺にいる鳩にあげてみてはどうでしょう。

大通寺と文化財

 本堂は様式の優美な桃山建築の構造を示しています。
広間附玄関、客室(含山軒・蘭亭)とともに重要文化財に指定されています。
 「含山軒」とは、障壁に山水図の描かれた主客が通される茶(客)室で、「蘭亭」は、従者が控えている茶(客)室で「曲水宴図」の襖絵があります。
含山軒に庭園は、伊吹山をとり入れた枯山水の名園で、蘭亭の庭園とともに、江戸時代中ごろに造られたと言われるすぐれたものです。


含山軒

蘭亭

その他

岸駒(がんく)のかいた襖絵、六曲屏風もあり、市文化財になっています。多くの珍しい書画・刀剣・屏風などがあり、桃山、江戸時代に文化財を伝える寺といえます。
 仏教や国風文化で栄えていた「平城京・平安京」のあった奈良県や京都府が近くにあり、交通の要働の地であった長浜は、文化的にも古くからひらけてきたので重要文化財が多く大通寺は「発掘なんでも鑑定団」というTV番組に出られるまでになりました。
表参道

 大通寺の裏にある表参道は、曳山祭りや夏中さんなどのお祭りの時だけでなく、普段も大勢の観光客でにぎわっています。下の写真にも写ってるように、色々なお店がたくさん

並んでいます。
 表参道の代表的な物といったら「お花さん」です。表参道を南にしばらく行くと、昔から町民に親しまれてきたキツネの「お花さん」のモニュメント(土田隆生:作)が、門前の商店街のキャラクタ−として飾られています。
お花さん

 湖北地方に古くから伝わる昔話の中に、大通寺にまつわる話があります。
お花さんとはお花狐のことで、大通寺の大広間の天井に住んでると言われています。大通寺で、親鸞(しんらん)上人六百五十回忌が行われたとき、ある呉服店で手拭い(てぬぐい)十本分が買い物帖(ちょう)に付けてありましたが、誰が買ったのかわかりません。ちょうど結願の日、行列の後尾に手拭いをかぶった女姿の人が十人ばかり加わっているのを呉服屋の番頭が見たと言いました。
これは、「お花さん」が狐の一族を連れて、お練りに加わったのだろうと言いふらされました。
本願寺の彰如上人の句に
   降りてもせで お花狐や 春の宵
というのがありますが、これはこのときの句であると言われています。                          



写真・資料の提供
  • Webペ−ジ「ふるさと長浜〜こどもたちに伝えたい〜」 
  • 長浜教育委員会
    より、写真の転載、資料の引用・参考させていただきました。



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