長浜市立北中学校 国語科 3年生 表現「パンフレットを作ろう」



総持寺

担当者藤居



総持寺 (長浜市宮下町、旧下司 電話番号 0749一62一2543)

総持寺は六瓢箪(むびょうたん)霊場のひとつで、医王山と称し真言宗豊山(ぶざん)派に属している。本尊は、薬師如来(やくしにょらい)。

天平年間(729一749)に、行基により国分寺の試寺として創建された。

長浜市内で仁王門があるのはこの寺だけで、仁王像には、口を開けている阿形(あぎょう)、口を閉じている吽形(うんぎょう)がある。


また、牡丹(ぼたん)の花が100株余りもあることから牡丹寺とも呼ばれ、遠くから足を運ぶ人も多い。


総持寺の仏尊一覧表(五十音順)

愛染明王(あいぜんみょうおう)・・・愛染明王は人間の「愛欲」を悟りへとかえる仏様であるとされる。インドでは、赤を象徴であったため、この仏様の色は赤の色であらわされる。
また、染物の守護神にもまつり上げられたが、恋愛成就・男女和合の仏様として有名。


阿弥陀如来(あみだにょらい)・・・阿弥陀如来は人々を極楽浄土へと導く仏様であるというインドでは、「アミターバ」(無量光)・「アミターユス」(無量寿)といい音をそのままうつした。平安時代には、末法思想という阿弥陀信仰がはやり、阿弥陀如来の像や絵などが多くつくられた。密教の仏様というよりは、浄土宗・浄土真宗の本尊として知られている。


歓喜天(かんぎてん)・・・大聖歓喜天(聖天)といい、頭は白象・体は人で、十一面観音が仏道に入らせ仏となった。双身像(抱擁像)では、相手の足の指を踏んでいる方が十一面観音の化身である。しかしこの仏様は非常に厳格な方で、行(まつり方など)に少しの過ちも許さない。もし間違えたりでもすれば、すさまじいたたりがあるとされ、寺でも歓喜天のかわりに十一面観音をまつる所があるくらいである。


聖観音(しょうかんのん)・・・普通に観音様といえば、この方をさす。大慈悲の心であらゆる人々を救うとされる仏様である。詳しくいうと聖観世音菩薩といい「観世音」(かんぜおん)とは、世の苦しむ人々の声(音)を観じるの意味である。聖観音のことをかいたお経が、「般若心経」と「観音経」である。


千手観音(せんじゅかんのん)・・・千の目で人々を見て、千の手で人々を救うとされる仏様が、この千手観音である。手の数は千本とされるが、その数四十本とする経典もある。これは、一手にて二十五種類の救いを示すことができ、これをあわせて千の救い(千の手)とするからだ。


不動明王(ふどうみょうおう)・・・インドの「アジャラナータ」というシヴァ神の異名が訳され「不動」という名になった。なった。また、大日如来(密教の最高仏)が、一切の魔を降伏させるため怒りの形相で現れた姿が不動明王だとされ、その炎は迦楼羅炎(かるらえん)と呼ばれあらゆる魔を焼き尽くすと言われる。修験道(しゅげんどう)で、最も尊崇されるのはこの明王である。


弁財天(べんざいてん)・・・インドには「サラスヴァティー」という川があり、それを神格化したものでもとは豊作の神だった。従者には、蛇がいて多くの富をもたらすという。日本に入り、七福神の一人にくわえられた。


薬師如来(やくしにょらい) ・・・詳しくは、薬師瑠璃光如来(やくしるりこうにょらい)といい大医王仏の呼称をもつ。この総持寺の本尊であり、あらゆる病を癒すといわれる。一千枚もの花びらのある蓮華座にのり、右手には癒しの木の枝、左手には霊薬の壷をもっている。また、北斗七星を七人の如来に見たて無病息災を祈る、七仏薬師の一人でもある。従者には、日光菩薩、月光菩薩、十二神将(十二夜叉大将)がいる。


総持寺その他の仏像

開山尊者(かいざんそんじゃ)・・・役小角(えんのおづぬ)、修験道の開祖。

弘法大師(こうぼうだいし)・・・空海(くうかい)、真言宗の開祖。

興教大師(こうぎょうだいし)・・・覚鑁(かくばん)、新義真言宗の開祖。後に知山派(ちざんは)と豊山派(ぶざんは)に分かれた



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