2.学習のねらいについて

(1) 学習目標
  1. 「方言」に興味を持ち、その特性をとらえて、生きた言葉としての価値に気づく。
  2. 多くの資料の中から、自分にとって価値あると考えられる情報を選択するだけでなく、情報を積極的に求め、表現しようとする。〔A表現 (1)−ア〕
  3. 資料を必要に応じて要約する。〔B理解 (1)−ア〕

    <新学習指導要領の関連項目>

    B 書くこと
    (1) 書くことの能力を育成するため,次の事項について指導する。
      ア 広い範囲から課題を見付け,必要な材料を集め,自分のものの見方や考え方を深めること。
      イ 自分の立場及び伝えたい事実や事柄を明確にすること。
      ウ 文章の形態に応じて適切な構成を工夫すること。

    〔言語事項〕
    (1) 「A話すこと・聞くこと」,「B書くこと」及び「C読むこと」の指導を通して,次の事項について指導する。
      キ 共通語と方言の果たす役割などについて理解するとともに,敬語についての理解を深め生活の中で適切に使えるようにすること。


(2) 主なコミュニケーション能力育成の場
  1. 地元出身の高齢者の方に、方言を尋ねよう。
  2. グループ学習の方針をCGI「会議室」を使って行おう。
  3. お尋ねメールを発信しよう。

(3) インターネット活用の具体的な活動場面
  1. 長浜弁を調べて、「電子方言辞典」をつくろう。
  2. Web「会議室」(CGI)を使って、グループ会議を行おう。
  3. インターネットを活用(Web検索・メール)して、各地の方言を調べよう。
  4. 学習したことWebページにまとめて発信しよう。

(4) 情報教育としての評価の観点
  1. 新しい情報を意欲的に創造することができたか。
  2. 必要な情報を取捨選択し、活用できたか。
  3. ネチケットを守って、ネットワークを活用しようとしたか。
  4. 情報の真偽を正しく判断しようという態度が身に付いたか。





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Last modified 2001/08/21